令和4年度「つながる家」

利用の状況と留意点

木住協の「つながる家」参加工務店のための、利用にあたっての留意点や、事業の進捗状況などをお知らせいたします。

新着情報!

2022年4月19日:「つながる家」参加構成員募集! 
 

2022年4月27日  : 令和4年度のグリーン化事業の公募開始しました!


令和3年度事業からの変更点 (サイト)

 

1.省エネ誘導基準の引上げと経過措置について

 認定長期優良住宅や認定低炭素住宅の制度改正が行われ、求められる省エネルギー性能の基準が一律に引き上げられます。それに伴い、引き上げ後の基準(ZEH水準の外皮性能及び一次エネルギー消費性能)を満たす住宅と満たすことのできない住宅で補助額が異なります。
また、引き上げ後の基準を満たすことのできない現行基準の住宅は、令和4年9月30日が物件登録及び交付申請の期限となります。

2.ゼロ・エネルギー住宅型の長期優良住宅認定取得による補助額引上げについて

 ゼロ・エネルギー住宅型の要件を満たし、かつ、長期優良住宅の認定を取得した場合、補助額が引き上げられます。

3.ZEH又はZEH水準の住宅における耐震性について

 省エネ化等の影響で建築物が重量化していることを踏まえ、ZEH又はZEH水準の住宅の耐震性に関する要件を設け、構造安全性の確認の方法や耐震性能に応じて優先して配分することとします。
また、構造計算を実施せず耐震等級2水準以下である場合は、建築主又は買主への説明や同意書の提出が必要となります。

4.ZEH Orientedの新設について

ゼロ・エネルギー住宅型に、ZEH Orientedを新設します。
※ 「令和元年度ZEHロードマップフォローアップ委員会とりまとめ令和2年4月」におけるZEH Oriented(都市部狭小地又は多雪地域に おいて、創エネを導入しない住宅)

5. 申請枠種の廃止について

 令和4年度より、ゼロ・エネルギー住宅型の改修、高度省エネルギー住宅型のうちの性能向上計画認定住宅、優良建築物型、省エネ改修型の4つの申請枠種を廃止します。 

利用状況

(令和4年度1期分)

長期優良住宅

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1期分(令和2年6月末~10月末)
1戸(100万円)

認定低炭素・性能向上認定住宅

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1期分(令和2年6月末~10月末)
0戸

ゼロ・エネルギー住宅

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1期分(令和2年6月末~10月末)
1戸(125万円)

補助金活用の流れ

令和4年度

グループ構成員募集(4末~5月初め) 

「つながる家」事務局より木住協会員に向けて、グループへの参加募集が始まり、参加申し込みをします。
その後参加のための確認念書をグループ事務局に提出します。

前期補助金利用の要望 (上記同時期)

各工務店の前期(6月末~10月末申請可能な住宅)分に予定している住宅(長期優良、認定低炭素、性能向上認定、ゼロエネルギー)の棟数を、事務局に要望する。

グループ適用申請書提出 (5月中旬)

グループ事務局にて参加業者や要望棟数、事業趣旨を踏まえた木造住宅・建築物の整備・取組内容のグループ適用申請書をまとめ、グリーン化事業事務局に提出。

評価(6月)

グループからの提案(適用申請書)を、国(地域型住宅グリーン化事業事務局)にて、学識経験者を含めて評価。

採択(6月25日)

国が評価の結果を踏まえグループ提案の採択を決定し、補助対象割り当て戸数を決定します。

工事の着工は採択結果後より

工事の着工は採択結果直後(6月25日)より可能です。
それまでに工事請負契約や建築確認申請、認定住宅申請等を済ませて、採択直後に着工することが、利用の時期としては最も早い方法です。

工事着工前の留意点(現地写真)

前面道路および周辺の建物等を写し込んだ敷地全景
看板に下記事項を記入の上
①建築主名
②施工事業者名
③撮影日
④採択通知の番号(24-167)
※着工前と完成の二時期の現地写真(必ず)

補助金交付申請

下記の補助金申請マニュアルに基づき、補助金の申請書を作成して、グループ事務局まで提出します。
それまでに工事請負契約や建築確認申請を済ませて、採択直後に着工することが、利用の時期としては最も早い方法です。

交付申請手続きマニュアル(共通事項)
長寿命型長期優良住宅のマニュアル
高度省エネ型(認定低炭素・性能向上)マニュアル
高度省エネ型(ゼロエネルギー住宅)マニュアル

補助金交付決定

グループ事務局に補助金申請書を提出し、事務局よりグリーン化事務局に提出し申請書の審査を行い、申請内容に不備がある場合はグループ事務局を通して修正の連絡があり、不備無きにて交付決定となり、グループ事務局に交付決定通知が届きます。

工事中の留意事項(重要事項)

①前述の工事前工事着工直後現地写真
また、ゼロ・エネルギー住宅の場合、断熱材やヘッダーなどの 隠蔽部等の写真撮影が必要となりますので、 しっかりマニュアルに目を通すこと。

② 工事費の支払いは、現金手渡しではなく、金融機関等を利用することが必須となります。 

交付申請の期間

1期(事前枠付与法式)
6月末~10月末
グループに割り当てとなった住宅配分枠を、グループ構成員の工務店により消化します。
ただし、経験の乏しい工務店枠(H27~H30における地域型住宅グリーン化事業を活用した長期優良住宅等それぞれの供給戸数が3戸以下の工務店照)においては、2期まで延長可能。

2期(先着順方式) 
11月上旬~3月下旬(補助金消化次第終了)
長寿命型、高度省エネ型(認定低炭素及び性能向上計画認定住宅)、ZEH型の3枠別に各々先着順。

工事完了・実績報告

工事が完了しましたら、実績報告書の提出があります。
長寿命、又は高度省エネの各住宅毎の報告書とマニュアルに基付き、報告書を作成してグループ事務局に提出します。
領収書の写し及び送金伝票等の双方の写しの提出が必要となります。 

交付申請・実績報告手続きマニュアル(共通事項)
長寿命型長期優良住宅のマニュアル
高度省エネ型(認定低炭素・性能向上)マニュアル
高度省エネ型(ゼロエネルギー住宅)マニュアル

額の確定・補助金受領

実績報告書の提出から約2か月後に、施工事業者に入金

 不明点あったら問い合わせしましょう

長寿命型等実施支援室 ℡ 03-5229-7561 
高度省エネ型実施支援室 ℡ 03-5579-8250